内容


写経会の流れ

はじめに

安養寺写経会では写経することによって心を落ち着かせ、御同行の方々と共に御回向、御祈願をいたします。

 

お申し込みについて

御写経ご希望の方は安養寺まで事前に連絡お願いいたします。
当日、直接お見えになられてもお席に空きがありましたら、御写経して頂けます。

 

持ち物、、、

写経、御回向、御祈願にふさわしいと思われる服装でお越し下さい。
お持ちであれば念珠をお持ち下さい。
写経手本、写経紙、筆ペンもしくは筆と墨汁を安養寺にて用意させて頂いております。
硯で墨をすって筆にてお書きになりたい方はお持ちになってください。
安養寺での写経は下に手本を敷いて写経用紙に書きなぞってする方法ですので誰でもお書きになれます。

お写経の内容はその都度「法然上人御法語」の中より当方で用意をさせて頂いております。

 

当日、、、

まずは御回向、御祈願の願文を申し込み用紙にお書き下さい。
一度の写経での御回向、御祈願はお読み上げ致しますので複数でも大丈夫です。
回向、祈願は一件に付き五百円の御志納をお願いします。

願文例
(回向例) 為○○家先祖代々供養
(回向例)(戒名)菩提供養
(祈願例)家内安全・身体健全・心願成就・諸災消除・諸縁吉祥・学業増進・世界平和など

 

写経机にて写経して頂きます。
早く書き終わられた方はお茶を用意しておりますので、静かにお待ちください。
時間になりますと御回向、御祈願させて頂きます。

 

写経の心得

1、正座し 、姿勢を正して呼吸を調えます。
2、手を合わせて 、『南無阿弥陀仏』と唱えます。
3、静かに筆をとり、表題から書き始めます。
4、写経中は慎重な心構えで、字を間違えないよう注意し、丁寧に書写します。もし字を間違えたときは誤字の右横に点(ヽ)を打ち、同じ行の上下いずれかの余白に、正しい字を書きます。脱字のときは、その箇所(文字と文字の間)の右に点を打ち、行の末尾にその文字を書きます。
5、書写が終れば、 手を合わせて 『南無阿弥陀仏』と唱え、写経を終ります。
6、書いた写経紙を納めます。その後御回向、御祈願を致します。

 

留意点

1、心をこめて書写した写経は尊いものとして、仏像などと同様に特別な扱いをするように気をつけたいものです。
1、姿勢は肩に力を入れず、緊張のない自分の最も美しい自然体で行います。椅子に座る場合は、浅くも深くもなく腰掛け、背すじをまっすぐ伸ばし、背中は腰掛にもたれさせないようにします。
1、十分お時間はお取りしますが、御回向時間までに書き終わらなかった場合は先に御回向させて頂きます。書き残しはご自宅で仕上げてください。

 

開催日以外の日の写経

家族だけで、グループでなさりたいと思われる方

お寺での法事の前になさりたい方

ご友人、お知り合い、同僚、同窓生の方の追善供養の為になさりたい方

いろいろなケースで開催日以外の日に写経をなさりたい方はその都度ご相談をお受けいたしますので気軽にご相談下さい。